【MOVIE】ガンパウダーミルクシェイク ※Spoiler alert!

映画

予告見ただけで、これ絶対行こう!!って思ってたので期待度上げていきました。
公開されたばかりだったので、(公開日は3月18日)どこもぎっしりだった中、たまたま空いてた席をダッシュで予約!!で日比谷で見てきたのですわ。

では早速ですが、あらすじなんぞを。映画ドットコムより。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のカレン・ギランが主演を務め、犯罪組織に立ち向かう女たちの死闘を描いたバイオレンスアクション。ネオンきらめくクライム・シティ。暗殺組織に所属する凄腕の殺し屋サムは、ターゲットの娘エミリーを匿ったせいで組織を追われ、命を狙われてしまう。次々と送り込まれる刺客たちを蹴散らしながら夜の街を駆け抜けるサムは、かつて殺し屋だった3人の女たちが仕切る図書館に飛び込む。女たちはジェーン・オースティンやバージニア・ウルフの名を冠した武器を手に、激しい戦いへと身を投じていく。3人の図書館員を「スパイキッズ」シリーズのカーラ・グギーノ、「ブラックパンサー」のアンジェラ・バセット、「グリーン・デスティニー」のミシェル・ヨー、サムの母をテレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のレナ・ヘディが演じた。監督・脚本は「オオカミは嘘をつく」で注目を集めたイスラエル出身の鬼才ナボット・パプシャド。

2021年製作/114分/PG12/フランス・ドイツ・アメリカ合作
原題:Gunpowder Milkshake
配給:キノフィルムズ

カレン・ギランってあのガーディアンズのネビュラの人やん!!青い人やん!ってそういや素顔あまり見たことなかったし、どんな感じやろ?と事前にチェックしたら、身長180センチでモデルさんもやってたとか。そしてガーディアンズの役のために頭を丸めた写真とか見つけた。
すんごいな。
そして監督は今回初の単独長編監督作品らしい。
まずはオープニングがほんとマカロニ・ウェスタンっぽい儚げな音楽から始まり、タイトルなんかがポップな感じで出てきた時点で、これやっぱ当たりやんwって思ってしまったね。
タランティーノ作品好きそうだし、映画の中に出てくるいろんな施設が、こういう人ら用の病院だったりダイナーだったりで、入る時点で、銃はこちらでお預かりします、ってのがツボりましたな。
そうそうこういうとこはジョン・ウィックだー!!と心のなかでニヤッとしてみたり。
今年公開された、355という女性メインが活躍する作品ときっと比較されるだろうけど、どちらも好き。
時代設定がこちらのほうが、はっきりしてなくていろいろ想像力かき立てられる感じはする。
カレン・ギランも組織が送った3バカトリオとのアクションシーンをはじめ、できるだけ自分もアクションがんばりました感があって、かっこよかったし、なんつっつても図書館(どういう図書館なんやろうか・・・殺し屋専門に銃器取り扱ってますぜ)での昔の母の同期なのか、女性陣がかっこええこと。
ジャニスの歌が爆音で流れながらのガトリング銃を撃ちまくるシーンは圧巻。
また意外と銃以外で戦うシーンもたくさんあったし、体張って戦う女性陣がほんとすごい。
できたら図書館にもいろんなトラップがたくさんあってそれにひっかかってばんばん死んでいくシーンとかもほしかったけどね。
アクションシーンって常にブラッシュアップしていかないと、すぐ真似られたり飽きられたりするからほんと大変だと思う。
いろんな小道具を武器に使ったり、ジャッキー映画とかも好きなんだろうな、この監督。
カーチェイスのシーンもこういうやり方があったのか!って斬新やったよ。

ちょっと惜しいなーと思ったのは、ラストのダイナーでの戦闘シーン。
あえて、だろうけど全部スローモーションは視覚的にもきつかった。
銃器を持って入れないダイナーで銃器持ち込んじゃったんだし、もっとダイナーという空間を使ったアクションとかあればよかったのにーと思う。
子役の女の子は、演技力高い!と思ってどんな子か見てみたら、やっぱいろんなとこで天才子役現る!って評判の子らしい。
作中で、やたらと子供扱いされるのが嫌なのか、8歳の子供が〜と言われたら、必ず8歳と9ヶ月!!と言い直すシーンがなんとも微笑ましかったす。
レイティング12となっとるけど、そこまででもなかったような。
安心してハード(ボイルド?)な世界をお楽しみくださいな作品でした。

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