それぞれが主役を張れる女優さんが5人もメインで集まれば、そりゃ大当たりか大外れかどっちかになりがちやけど、予告をうっかり見た限りだと、面白そう!!っと乗せられて見に行ってきました。
今回はジェシカ・チャステインが制作に絡んでるので、前回出たスパイアクション映画(AVA エヴァ)で、アクション映画ええな!おもろい!って味をしめたんやろうか。
スパイアクション映画としては、AVAエヴァって作品、アクションが物足りなかった感、確かにある。
だから今作でもっとドンパチやったるで!となったんやろうね。
監督は、Xmen:ダークフェニックスのサイモン・キンバーグ監督。
ダークフェニックス、初めての長編作品ですごく頑張った感があったのだけど、内容はちょっと辛かったので、なんでジェシカ・チャスティンがこの方に依頼したのかがよくわからん。
と思ったが、ダークフェニックスに出てたんやね。そん時そういう話で盛り上がったのか。。
女性メインのかっこいいスパイ・アクション映画が撮りたいんよね!!どう?みたいな。
そして内容でっすっがっ。
何も考えずに見れるけど(褒めてます)、男性キャストの扱いが雑だし(特にセバスチャン・スタンが演じる役がずっとにやにやしてて、正直気持ち悪いとしか感じないし)ストーリーが途中から先が読めてしまう。
そこ、なんで?ってシーンが多々あるのでそういうところを見つけるのも楽しいかも(そうなのか?w)
でかいスクリーンで見るにはぜんぜん楽しい作品です。
以下ストーリー
アメリカのCIA本部に緊急情報がもたらされた。あらゆるセキュリティをくぐり抜け、世界中のインフラや金融システムなどを攻撃可能なデジタル・デバイスが南米で開発され、その途方もなく危険なテクノロジーが闇マーケットに流出しようとしているのだ。この非常事態に対処するため、CIAは最強の格闘スキルを誇る女性エージェント、メイスをパリに送り込む。しかしそのデバイスは国際テロ組織の殺し屋の手に渡り、メイスはBND(ドイツ連邦情報局)のタフな秘密工作員マリー、MI6のサイバー・インテリジェンスの専門家ハディージャ、コロンビア諜報組織の心理学者グラシエラと手を組んで、世界を股にかけた追跡戦を繰り広げていく。やがて中国政府のエージェント、リンもチームに加わるが、彼女たちの行く手には想像を絶する苦難が待ち受けていた……。果たして第三次世界大戦を阻止することができるのか——
オフィシャルサイトより
アクションはかなりご自分で動いているのがわかるし、最初仲違いしていたドイツのエージェント役のダイアン・クルーガーとだんだん打ち解けていくのは、ええなーこういうの、とか思うし、MI6のエージェントのルピタ・ニョンゴが天才的な技術者とおもいきやアクションもちゃんとやるのは見てて気持ちよかったし、アクションもそれなりに・・・なのでやっぱストーリーがちょっと一捻り足りなかったのかもしれん。
ラストで再度全員揃った5人が分かれるシーンがあるんやけど、これ続編作ろうと企んでるよね?とちょっとあざとさ感じたけど、多分難しいだろうなぁ。。。
海外や国内サイトでの評価は見てないけど、好きな人は好きだろうし、物足りなさを感じる人も多々いそう。
アクション映画で女性が活躍してて、ちょっと面白そう!って人にはいいかも。
そうそう、355、ってのは、18世紀アメリカの独立戦争時代に実在した女性スパイのコードネームだそう。男性が活躍する中、女性エージェントが活躍してもなかなか日の目を見ることができず、そういうかたがたへのリスペクトでつけたんかな。
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