CDラックで見つけて、晩ご飯の準備するのに、BGM的にかける音楽としてはちょうどよいかなと思って流したら、曲のノリとかが気持ちよくて、逆にはかどらないという・・・
2トーンレーベルの代表的なグループのコンピ盤。
この手のオムニバスCDが便利なのが、なんてったって今は手に入りにくい、または高額すぎて手が届かないシングル盤がたっくさんはいっているってこと。それがリーズナブルな値段で手に入るから、個人的には、やれCDになってから音がどうのこうのよりも、ほんっとに聞きたいリスナーには助かるんよね。ジャケットもそのあたりアピールしてるっぽいし。
このころのイギリスの音楽ってどうしても政治と切り離す事が難しく、ちょうどパンクロックが、大きく盛り上がって、体制に対して反対!!と叫んでも、結局大きい音楽ビジネス巻き込まれてしまうという、志高く音楽始めても、音楽的にもいろいろ行き詰まっちゃったってとこに、スカやレゲエを取り入れて音楽的にもいろいろ挑戦するグループが増えたんじゃないかな。歴史的な背景を思い出したら、ジャマイカってもともとイギリスの植民地ってこともあり、イギリスにはジャマイカからの移民がたくさんいて、みんな貧しかったんよね、その中での労働階級のびんぼーな白人のかたがたと、バンド始めたのがスペシャルズ!!! 2トーンレーベルの白と黒ってのもそういう連帯って意味があるとどこぞの記事で読んだ記憶が。
エルヴィス・コステロがプロデュースした、スペシャルズのデビューアルバムは、発売当時めっちゃ話題になったし、ヒットシングルのギャングスターズが、発売当時、アルバムに入ってなかったのは、ほんと残念でしかたなかったの覚えとるもん。
そんなスベシャルズのリーダーだったジェリーダマーズが興したレーベルが2トーン。
当時のレーベルにいたグループの代表的な曲があらかたもうらされてるので、お得感満載。
以下こんな曲が入っとるばい〜とまずは見てみて。
1:セレクターのテーマ(ザ・セレクター)
2:ギャングスターズ(ザ・スペシャルA.K.A.)
3:ザ・プリンス(マッドネス)
4:オン・マイ・レイディオ(ザ・セレクター)
5:ルーディたちへのメッセージ(ザ・スペシャルズ)
6:ランキング・フル・ストップ(ザ・ビート)
7:ルーダー・ザン・ユー(ザ・ボディスナッチャーズ)
8:ザット・マン・イズ・フォーワード(リコ)
9:ブランク・エクスプレス(ザ・スペシャルズ)
10:トゥー・マッチ・プレッシャー(ザ・セレクター)
11:トゥー・マッチ・トゥー・ヤング(ザ・スペシャルズ)
12:3分間のヒーロー(ザ・セレクター)
13:ドゥ・ナッシング(ザ・スペシャルズ)
14:インターナショナル・ジェット・セット(ザ・スペシャルズ)
15:イースター・アイランド(リコ)
16:ホワイ?(ザ・スペシャルズ)
17:ゴースト・タウン(ザ・スペシャルズ)
18:ウォー・クライムズ(ザ・スペシャルA.K.A.)
19:ネルソン・マンデラ(同)
20:デストロイ・ゼム(リコ)
マッドネスって、デビューアルバムがスティッフだったので、あれ??と思ったけど、シングルは2トーンから出してた事があったんやーとびっくりしたり。
当時の2トーンレーベルからのバンドの代表的な曲がざっくりまとめて聞けるってのもあるし、中古盤でも500円足らずで売られてるのもみかけるので、興味があればどぞ。
普段なら見過ごすところなんだけど、アルバムの裏の隅っこに小さーく、こんな文章が書いてあったよ。
this album is dedicated to the memory Blair Peach teacher and anti nazi league actvist, who was killed while demonstrating against the national front
このアルバムは、ナショナルフロント(イギリスの極右政党)のデモで殺された、ブレア・ピーチ先生と、反ナチス活動家に捧ぐ
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