今回は、ライダーズオブジャスティスです。
マッツ・ミケルセン出てるし、予告見るだけなら、奥さんを事故にみせかけマフィアかなにかに殺された軍人が、オタクな方々と手を組んで復讐するんやろうなって話に見えたので、まぁお約束なパターンだろうなって思ってある意味安心してみれるわーと思って見に行ったらいろんな意味で見事に騙されました作品でした(^_^;)
せっかくなので予告編のっけます。
https://www.youtube.com/watch?v=wo6TGYbC2Cc
これ見たら絶対そう思うよね!!!
そしてあらすじ。。映画ドットコムから。
「アナザーラウンド」のマッツ・ミケルセンが主演を務め、列車事故で失った妻の復讐に燃える軍人の姿を描いたアクション。「アダムズ・アップル」をはじめ、数多くの作品でミケルセンとタッグを組むアナス・トーマス・イェンセン監督がメガホンをとった。アフガニスタンでの任務に就いていた軍人のマークスは、妻が列車事故で亡くなったという報せを受け、悲しみに暮れる娘の元に帰国する。そんなマークスのもとに数学者のオットーが訪ねてくる。妻と同じ列車に乗っていたというオットーは、事故は「ライダーズ・オブ・ジャスティス」という犯罪組織が、殺人事件の重要証人を暗殺するために計画された事件だとマークスに告げる。怒りに震えるマークスは妻の無念を晴らすため、オットーらの協力を得て復讐に身を投じる。
2020年製作/116分/PG12/デンマーク・スウェーデン・フィランド合作
原題:Retfaerdighedens ryttere
配給:クロックワークス
さてここから実際の内容だけど、頑固親父と成長途中の娘がなかなかわかりあえない話、プラス奥さんが事故でなくなってそれをいろいろな確率や可能性に結びつけようとするも、結局どうすることもできなかった、運命というものがあればそれには抗えなかった、って話にたどりつくのかな。(あくまでも個人の感想なので)
オープニング。
おじいちゃんと孫(女の子)らしい二人連れが、クリスマスプレゼントで青い自転車を購入しようとしたら、いや赤がほしい!ってことで一旦保留。
その後自転車を売ってた男がどこぞに電話。
そしたら次のシーンで手際よく青い自転車を犯罪者集団がかっぱらうシーンが。
なんやん、つながっとんかいって心のなかでツッコミ。
その翌日、マチルダ(娘さん)が自転車を盗まれたため、自動車で学校に送るとなったが、マークスが帰れないって奥さんとのやりとりがあったのち、学校休んで街に行こう!ってお母さんと娘二人がそのままでかけて電車で事故に合ってお母さんが亡くなってしまうという・・・
そのあと電車で席を譲ったオットー(数学者という設定がすごくキモになってる)が高い確率でライダーズオブジャスティスという犯罪集団が関わってるとマークスに伝えてここから犯罪集団を一掃する展開になるんだけど、一層していくうちにどうもライダーズオブジャスティスって犯罪集団は、この事故にかかわってないことがわかってくる・・・・ってここでもう唖然(笑)
そうくるかーってほんとどう展開するんやろ状態やったわ。
ほんでもって、この作品の登場人物たちは、みな心に傷を抱えており、復讐のためにみなが共同生活を送りながら、だんだん家族っぽくなっていくシーンがほんわかしてよいのよ。
でもラストはちょっとどーなんよこれ!?ってなるのは確か。
ライダーズオブジャスティスの連中に家を見つけられて、襲撃されるんやけど、最後ヘタレな他の仲間が、銃をとって応戦して撃退するという・・・
みな数学者とか凄腕ハッカーとかセラピストとかおるんやから、他に何か彼らなりのやり方ができても良かったような気もするけど、そういう人らが最後立ち上がる!ってのは確かに盛り上がるもんやし、映像的にもかっこいいんやけどね。
そしてほんまもんのラストでは、みなで暖炉を囲んで談笑して終わるという。
そして一番最初に出てきた、女の子が青い自転車で雪の中をくるくる回って、リトル・ドラマー・ボーイの曲が流れて終わり。
これって最後ファンタジーぽく終わらせようとした?なんで?ってなる。
途中、もしあの時電車に乗らなかったら、席を譲らなかったら、とかそれをなんとか起こった出来事に結びつけようとするけど、いくら確率的に高くても本当に偶然ってのもあるんだよね、ってシーンがなんとも。
見終わってそんなにスカッとしないし(アクションシーンは確かに短いけどそれなりに迫力はあったけど)これでいいのかよーって多少”もやる”内容やったね。
なんちゃら作品賞受賞!ってでっかくあるし、あまり予告で期待しすぎるのは気をつけよう。
まぁそういう作品もあるってとこで。
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